人と人とのコミュニケーションを生み出す「Meeting(会議・セミナー)」「Incentive Travel(報奨や研修旅行)」「Convention(学術会議)」「Exhibition/Event(展示会・文化スポーツ等イベント)」の頭文字を取り「MICE」という言葉は誕生しました。まだ日本では認知度は低い言葉ですが、規模は異なっても「国際サミット」「オリンピック」から「あなたの会社の研修会」まで「MICE」という考え方のひとつです。
また、観光旅行客とは異なる人々が集うことで、会場だけではなく、宿泊施設や観光資源の魅力を幅広いターゲットに紹介でき地域人々との交流、経済の活性化を促します。
「MICE」とは「分類」することでも、施設の「パンフレット」を作ることでもありません。
組織や部門、規制の壁を越え今まで関連のなかった「人」「モノ」や「事例」を繋げていく「考え方」だと認識しています。
私たちは、長年のイベントの企画や制作・運営の実績を積み、数多くの来場者、関係者とコミュニケーションをとり続けてきました。この経験をMICEという考え方に当てはめ一例を挙げると、施設を「貸す側」「借りる側」の側面だけではなく、両者を多方向から捕らえることのできる立場であると確信しています。
この立場を活かし、MICEが抱える課題(活動の活性化・規制緩和・人材育成等)に貢献していきたいと考えています。
これだけは知っておこう
イベントバンクパートナーズ TOPページに、前野のコラム第2弾が掲載されています。
「これだけ知っておこう」と題し、会場選定や下見について、具体的にご紹介しています。
是非、ご覧ください。
注意すべきポイントを知ろう
日本全国のイベント情報を提供する「イベントバンク」が、 新たにイベント関連企業を紹介するサイト「イベントバンク パートナーズ」をオープンしました。
そのトップページにコラムを掲載しています。 社内イベントのアウトソーシングを考える際には、どんな事項を検討すべきなのか、どのようにイベント制作会社とのコミュニケーションをとれば成功へと導けるのかを解説しています。 是非、ご覧ください。
https://partners.eventbank.jp/column/01.do
社内行事の担当者になったらやるべきこととは
「第24回国際ミーティングEXPO(IME2014)」の特別講演講師として登壇。「失敗しない社内行事の企画・運営のノウハウ~もしあなたが社内行事の担当者になったら~」をテーマに、第一に成功の定義を共有することからスタートすること、課題をいかに理解するかについて解説。進行スケジュール、会場選定、コストの考え方についてポイントを説明しました。
企業イベントへの取り組み 最大限の効果を引き出すためには
MICE塾 4期第11回目の講師として登壇。社内イベントを企画する際に「なぜ、そのイベントが必要なのか」というテーマを自社分析から見つけ出し、具体化するケーススタディを実施。弊社での事例もご紹介しながら、効果的なイベント企画のヒントをお伝えしました。
※MICE塾は一般社団法人日本ホテル教育センターが主催するMICE人材を育成するためのプログラムです。
効果的にMICEを開催できる施設に求められるもの
MPIジャパンの2014年9月度セミナー講師として登壇。効果的にMICEを開催できる施設に求められるものを施設運営者・主催者・来場者の3者の視点から解説しました。必要不可欠なインフラの整備や顧客を理解するという姿勢から、 バランスの良い施設とは何か、理想の運営とは何か、その在り方を考えるなかで、生き残るMICE施設のヒントを探る内容となりました。
ビルイン会議室とホテルの使い分けとは
CBN-JPコンファレンスビジネス事業化研究フォーラムのパネリストとして参加。「成果を期待する会議や研修ならばそれは正しい施設の選択から始まる」をテーマとしたフォーラムで、イベントプランナー、サプライヤーの2名とともにイベントプランナーであり施設運営者でもある立場として、都内にふえてきたビルインの貸し会議室とホテルの使い分けについて、双方のメリット・デメリットや課題を抽出しました。
MICE施設の利用率上げるヒント
MPIジャパン2013年5月度セミナー講師として登壇。直接主催企業からイベントを受注するスタイルでイベントをつくってきたノウハウと、施設運営・コンサルティングの経験の2点から、MICE施設管理者へのアドバイスを行ないました。「詳細で実態と違いのない図面の提供」、「搬入条件の明確化」のほか、施設の強みと弱みをプランナーに伝えることで会場のミスマッチを減らせることなどを伝えました。